2013年10月6日日曜日

内村 航平 加藤凌平 白井健三 凄い!!!

洋 海太です。

今日は、体操の日本3選手が快挙を成し遂げたので、3人の載っている
ニュースを紹介します。

私も、中学・高校と体操をやっていたのですが、彼らの繰り出す
超ウルトラ秘技には、感動させられっぱなしです。

もう人間業ではない様な領域に達しています。3歳からトランポリンで
ひねりの感覚を身に着けている内村選手や白井選手には、他の後続組
で体操を中学・高校から始めた人には絶対にまねのできない「ひねり技」です。

白井選手は、大けがをしなければ、間違いなく内村・加藤の後継者として
活躍するでしょう。体操ニッポン”ガンバ!!”

白井君のニュース記事から、どうぞ。

つむじ風のように161センチの体を鋭くひねり、またひねった。人生で、ほとんど緊張したことがないという神奈川・岸根高校の2年生は「自分の演技が出来れば勝てる」と宣言していた通り、初出場の大舞台で金メダルを獲得した。
 物心付いた頃には空中を舞っていた。小学校に入る以前から、父の勝晃さんが指導する体操クラブが遊び場だった。2人の兄とトランポリンで宙返りを繰り返し、疲れ果ててその場で寝てしまうほど熱中した。
 自然と磨かれた空中感覚。勝(まさ)晃(あき)さんによると、内村航平がG難度の大技「リ・ジョンソン」(後方抱え込み2回宙返り3回ひねり)をするのをテレビで見た白井少年は「これ、できるな」と言いながら、翌日には実演していたという。
 今大会は床運動で「後方伸身宙返り4回ひねり」を、跳馬で「伸身ユルチェンコ3回ひねり」を決め、新技にその名を刻んだ。国際体操連盟の動画サイトに白井の演技がアップされている。タイトルは「ミスター・ツイスト!」。もはや「ひねり」は17歳の世界的な代名詞と言っていい。
 2年前、体操の力を実感する機会があった。東京で開催された世界選手権を客席から観戦し、個人総合で優勝した内村の演技を目の当たりにした。「こんなにも館内の空気を変えられるのか」と素直に驚いた。
 2020年の東京五輪。23歳になる白井が代わって主役を張る可能性は十分ある。「床と跳馬を中心に6種目できる選手になりたい。次の次の五輪はチームを引っ張る時期だと思う」。力強いまなざしは真っすぐ7年後を見据えている
 

【世界体操】内村が個人総合4連覇、加藤2位


男子個人総合で4連覇を達成、表彰台で3位のファビアン・ハンブッヘンから祝福される内村航平(中央)。左は2位の加藤凌平(共同)
 ◆体操 世界選手権第4日(3日、ベルギー・アントワープ) 男子個人総合決勝が行われ、ロンドン五輪金メダルの内村航平(24)=コナミ=が合計91・990点を挙げて圧勝し、2009~11年大会を合わせて前人未到の4連覇を達成した。総合力を問われる同種目で、昨年のロンドン五輪を含めて5年連続で世界一になった。
 ロンドン五輪代表で、初出場の加藤凌平(20)=順大=も90・032点で銀メダルを獲得した。日本勢の1、2位は05年大会以来3度目となった。
 内村は6種目全てに難しさと美しさを備えた演技を見せ、世界選手権の個人総合で通算3度制覇した女子のスベトラーナ・ホルキナ(ロシア)を抜いて優勝回数で単独トップに立った。種目別を加えた金メダルは5個目で、日本選手最多の7個を誇る中山彰規、監物永三に次ぐ数となった。
 内村航平「(最後の)鉄棒が終わった瞬間、喜びが湧き出てきた。予選と同様にミスが出なかったことが結果につながった。(加藤との1、2位は)日本が個人総合で一番強いと思っているので当然。美しい体操が評価されるとあらためて分かった」
 加藤凌平「目標のワンツーフィニッシュができてとてもうれしい。有言実行できて良かった。不思議と落ち着いて演技できた。(内村と)徐々に差を詰めて、本当のライバルという存在になれればいい」
 水鳥寿思・日本男子監督「内村はしばらく負けそうにない。自分の演技を追求すれば、彼の強さは揺るぎない。(加藤ら)日本勢にいい影響を与えている」
 ◆内村 航平(うちむら・こうへい)元体操選手の両親が営む体操クラブで競技を始め、塚原直也に憧れて中学卒業後に上京。08年北京五輪団体総合、個人総合で銀メダルを獲得し、昨年のロンドン五輪個人総合で金メダル、団体総合、床運動で銀メダル。昨年11月に結婚し、今春に第1子が誕生。日体大出、コナミ。160センチ、53キロ。24歳。長崎県出身。
 ◆加藤 凌平(かとう・りょうへい)昨年のロンドン五輪で団体総合銀メダルに貢献した。今夏のユニバーシアード夏季大会では種目別床運動で金メダル。得意種目は床運動と平行棒。コナミの監督を務める父、裕之さんは89年世界選手権代表。埼玉栄高出、順大2年。163センチ、54キロ。20歳。埼玉県出身。